2008年1月16日水曜日

東洋大学 谷 麻衣

 今回私は、本橋弘隆議員の下で、2ヵ月間のインターンシップをさせていただいた。私にとって、この2ヵ月という期間はあっという間だったが、とても実りの多いものとなった。
 私自身は至らない点ばかりで、インターン期間中、何度も本橋さんにはご迷惑をおかけしてしまった。だがそんな私に本橋さんは、いつでも真剣に話をして下さり、様々な体験をさせて下さった。
 本橋さんの「何気ないことに思える一つ一つにも、ちゃんと意味がある」というお言葉や、手紙の作成や、封筒の宛名書きなどの事務作業、駅前で行った早朝からの新聞配りなどを通して、地道な作業の繰り返しに根気強く取り組むことが、政治活動の基本だということを知った。その積み重ねによって、人との信頼関係であったり、幅広い人脈を築き上げていくことが、後々の政治活動をより良いものにしていくことへと繋がっていくのだ。だからいつだって、本橋さんは一つ一つの活動に真剣だった。
 また、真剣に取り組んでいるからこその、本橋さんの厳しいお言葉には、気の引き締まる思いだった。その度に自分の未熟さを再確認すると同時に、失敗を恐れることなく、与えられた貴重な経験一つ一つを大切に、残りのインターン期間もより充実したものとなるよう続けていきたい、そう思った。熱く語り、どんな時でも一つ一つの作業にも根気強く真剣に取り組む、そんな本橋さんの姿を見て、この人の下で2ヵ月間を過ごせば、きっと自分は今よりも成長できるに違いない、そう思ってこれまでのインターンを続けてきた。
 毎日多忙な生活を送る中でも、本橋さんは、インターン生一人一人がどんなことに興味関心があるのかを覚えていて下さって、いつでもそれを学べる環境を用意していて下さり、いろんな場を提供して下さった。ある時区役所を訪問した際に、本橋さんが、福祉に関心がある私に対して、福祉計画に関する資料を渡して下さった時はとても嬉しかった。
 そして、本橋さんは人との繋がりをとても大事にする方だった。どんな相手にも自分は精神誠意向き合うという考えや、お祭りなど地域の行事への参加や手伝いを通して、その時に見た、本橋さんの地元の方々と接する姿勢からも、そう感じた。それはきっと地域のより良い発展のために、地域と密着した政治を行う地方議員である本橋さんにとって、そうした地域との交流や、その中で築かれる人との信頼関係は、とても重要なものだからなのだろう。
 私自身にとっても、多くの人々に出会い、話を聞き、関わることは、自分の考えや価値観に大きな影響を与えた。本橋さんと行動を共にする中で、特に地域の方々との間で感じられた、人と人とが支えあっていく共存関係がとても心地よかった。自分達の地元の伝統行事を重んじ、協力し合う多くの人々を見て、そこがとても良い地域だということがよくわかった。
 本橋さんのおかげで、政治に対する印象も変わった。政治というと、今までは少し近づき難い印象があったが、このインターンを通して「政治は人と人との繋がりや、支え合い」だということを知り、以前より政治が身近に感じられるようになった。そしてそんなスタンスを持つ政治に魅力を感じた。インターンを終えても、何らかの形で政治に関わっていきたい、もっと政治について勉強したい、そう思った。
 このインターンに参加していなければきっと得られなかったであろう、数々の貴重な経験や、触れることのなかったであろう、いろんな人の考えや多くの人々との出会い、それら全てが私のこの2ヶ月を充実したものにしてくれた。
 この2ヵ月間、本橋さんを始め、地元の方々や区役所の方々、ご家族の方々、そして同期生の方々など、お世話になった多くの方々を含め、私にこの議員インターンという貴重なチャンスを掴むきっかけを与えて下さった、スタッフの斉藤さん、ドットジェイピーの皆様に、感謝すると共に深く御礼を申し上げたい。
 そして何よりも、未熟な私を受け入れて下さり、最後までインターンをさせて下さった本橋さん、この貴重な2ヵ月間を、本橋さんの下で学ばせていただけたことを、本当に嬉しく思います。本当にありがとうございました。
 
                               東洋大学1年 谷 麻衣

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