2008年12月26日金曜日

神田外語大学 有馬聖弥

 このインターンは私にとって大きな変化をもたらした。このインターンに参加する前は、新聞を読まず、ニュースにも興味がなく、政治に全く興味がなかった。ある日先輩に外大生なのだから、もっと政治に興味を持つべきだと言われ、インターンのお誘いを受け、参加させていただくことになった。インターンの一番の目標は、政治に興味を持てるようになることだった。
 
 事務所に行く当日、自分が政治に関して無知であることが理由で不安でいっぱいだった。きっと政治に携わっている方だから、私の様な政治に無知な学生を目にするとがっかりするだろうなと思った。だが、事務所に到着すると、本橋さんは事務所と言うか、古いアパートのような場所で仕事をしているし、温かく迎えてくれ、想像しているものとはかけ離れていた。その日からインターンが本格的に始まったのである。

  他のインターン生と任された仕事は主に、本橋さんとお父様のお通夜のお手伝いや、カンボジアに放置自転車を寄付する活動だ。そこで最も刺激的であったのが、同じ大学生が政治に関してとても良く知っていて、興味を抱いていたこと、強い意志を持ってインターンに望んでいた事である。他のインターン生と活動を共にして、とても良い刺激をうけたのだ。カンボジアの国勢について、リサーチをし、配布資料を英訳する事が主な仕事であった。その活動を通して世界の情勢についてより興味を抱くことができた。

  幸運な事に区役所でもお仕事をお手伝いさせていただいた。主に配布物の作成などが仕事であったが、区役所の中を案内していただき、議員の仕事をはだで感じるとこができたのである。本橋さんから政治の話もお伺いする事もできた。正直なところ、私には議員は向いていないなと思った。何か、それぞれの党のなかで、緊張感のある線のようなものがあり、小さな事でも大きな変化をもたらす、議員の仕事は強い精神力が必要であるとおもったからだ。

 このインターンを通して、政治に対して興味をもてたし、近いものに感じられるようになれた。政治を知るということは、これからの私たちの生活をしることにも繋がるし、政治はどの分野にも繋がっている要のようなものだということを学んだ。この教訓をいかしてこれからも政治に敏感になっていく事が今後の目標である。

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