2013年3月31日日曜日

明治大学 黒木拓磨


『インターンを通して学んだ事』

 2013年の2月から3月までの2ヶ月間、本橋先生の下で研修をさせていただきました。1年目の大学生活があっという間に過ぎ去ろうとする中、何か将来のことにも役立つような有意義な事をしようという思いと、以前から漠然と政治とはどのようなものか、また政治が実際に現場でどのように行われているのかという「生の政治」に関心があり参加をしました。

 研修では都連青年部青年局合同定期大会や豊島総支部の「春のつどい」といった場で安倍首相や菅官房長官などの著名な方々の講演を聞く事から、区役所での議会傍聴ではどのように議会が運営されているのかを知り、駅頭での新聞配り、自民党のポスター貼り、地域の餅つき大会の参加などでは、日々議員がどのような活動をしているのかを体感し、普段の学生生活では知る事のない「生の政治」を垣間見る非常に貴重な経験が出来たと共に、議員の人たちは地域の方々はじめ常に多くの方と連絡・交流をしており、秘書を持たない本橋先生は全て本人が一人で活動を行わないとならない為、自分の想像をしていた以上に泥臭く、体力勝負な職業だと感じました。

 また、今回の研修を通じて知れた事は、自分には社会に出て行く上でまだまだ未熟なところが多いということでした。先生がよく言う言葉に「一瞬一瞬が勝負。」、「常に先のことを自分で考えて行動する。」があります。政治の世界においては勿論、このことは社会で生きていく上で当たり前なことですが、質問する際に「“○○はどうしますか?”と主体性のない聞き方ではなく、“○○は××でいいですか?”と聞きなさい。」や、「どうして他の人と研修の情報を共有しないのか。」など、研修中にはこのような社会人としては出来て当たり前のような事で何度もお叱りを受け、またインターンOBの方との講演会で担当を任された際には、段取りのビジョンが描けてなかった事から多くの失敗もし、自分自身の認識・行動の甘さ、いかに自分が受動的な行動をしていたかなどを痛感したと共に、次に同じ状況になったらどう対処すべきか、自分のどういった所が良くなかったかを考える契機となりました。

 2ヶ月間という長いようであっという間の短い期間でしたが、政治と行政、地域の人たちとの繋がりを知り、また自分を省みることも出来た本橋先生の下での研修は今後の自分の将来、人生においても見つめなおすことの出来た貴重な機会となり、今後は受動的な考えから積極的に物事にトライをしていく人間になっていこうと思いました。

 最後になりますが、このような経験をさせてくれた本橋先生、同期の42期研修生、OBOGの方々、ドットジェイピーのスタッフの方々には心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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