2007年11月18日日曜日

立教大学 佐藤 智美

 本橋さんの事務所でインターンをさせていただいて、一番感じたことは“本橋さん”という政治家の人間性です。インターンを通して政治家とは政治家でない時間は無いんだと実感しました。

 インターンをする前の政治家のイメージはマスコミで叩かれているもので作り上げられていました。仕事は議員同士のなかだけで完結され、特に地元のことは選挙前以外興味がないのでは、という偏ったものでした。しかし、一歩事務所をでて人に会えばかかさず挨拶をする、声をかける、話を聞く、そういう地道な努力の積み重ねを本橋さんは続けていることを知りました。また、議会や自民党控え室のなかでの会議でも積極的に発言なさっていました。発言するために相当の本を読み、考えて、準備をしていることを知りました。

 また、地元での仕事をしつつ、本もたくさん読まれ、勉強もしてらして、そのうえ私たちインターン生の面倒もみてくれました。質問をすると丁寧に答えを返してくれ、質問をしなくても解説をしてくれ、とてもうれしかったです。私には自分と同じ24時間を生きているとは思えないくらいの忙しさだと思いました。そんな忙しさのなかでも、常に私たちを含めた周りに気を配ってくださいました。それだけでなく、インターンがより実りのあるものにするため、朝食会という新しい試みを提案してくださいました。大切な本橋さんの朝の時間をさいてまでインターンのことを考えてくださって本当に心打たれました。

 仕事の内容についても、以前は議員さんの得になるような、または選挙に役に立つような、結局そんな内容のものにしか動かないのでは、と思うところが大きかったです。しかし、本橋さんは区民がとても注意深く政治を見ていない限り気づかないような問題や、得には全くならないようなことについても意志にのみしたがい力を入れて取り組んでいました。ただでさえ忙しいはずなのに、利益にならないことにも区民のためを思い労力をかけている姿に感動しました。

 政治家は政治家でない時間はない、そう思います。しかし、楽をしようと思えばできてしまう環境にいることも確かだと思います。その制限なく自由ななかで議員さんがどう時間と労力を使うのかで政治家の生活はひとりひとり全く異なるものなんだ、と感じました。他の議員さんがどのような毎日を送っているかはわからないが、本橋さんは24時間、毎日本気で議員活動をしていました。以前の自分のように政治家にたいしてイメージだけで不満を持っているような人には本橋さんを知ってほしいと思います。今回、本橋さんの事務所でインターンをさせていただけてうれしく思います。ありがとうございました。

立教大学3年 佐藤 智美

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