2007年11月4日日曜日

一橋大学商学部  篠木 悠介

 今年、2002年の夏、I-CASを通じての本橋弘隆議員のもとでのインターンシップは、私にとって非常に充実したものとなった。大量の本や書類、ダンボールで作った本棚、そして少々の机…私が今夏通った本橋議員の事務所はそれらに囲まれており、私が想像していた議員事務所像とは全く違うものだった。

 本橋議員と始めて会ったのは7月のマッチングフェアでのことである。議員紹介文を見て少し興味を持ったのが始まりだったのだが、マッチングフェアで実際に本橋議員の話を聞いて、「本橋さんのところでインターンをしたら、私は一番得られるものが大きそうだな」と思い、晴れて本橋さんのもとで学ばせてもらうことになったのだ。

 7月末から10月の区政報告会までの約3ヶ月間にわたるインターンは、正直楽ではなかった。本橋議員のもとで学ぶ以上は、政治をちょっと覗いてみたいといった生半可な気持ちでは到底通用しない。

 インターン生が本気で学びたいと思えば、本橋さんは色々なチャンスをくれる。少なくともそんな雰囲気があったし、本橋議員も真剣に対応してくれた。その意味でも政治の勉強をするにはとても恵まれた環境であったと思う。

 炎天下の中、タフな本橋さんと一緒にポスター張りや挨拶回りをしたり、毎回往復3時間かけての自宅と事務所との行き来、9月から10月にかけての区政報告会に向けての準備など、数え上げたらきりが無い。

 その過程で様々な失敗をしてしまい、本橋議員には迷惑をかけてしまったものだ。そんな私や他のインターン生たちのことを本橋議員は色々と気遣ってくれたり、企画を持ち出してくれたりしてとても嬉しかった。

 一番大忙しだった間違いなく本橋議員自身だったというのに。そんなインターンの中、私が強調したいことが一つある。それは「政治においては、人との触れ合いがとても大事」ということである。これは本橋議員が繰り返し私に話してくれたことでもある。

 本橋議員と一緒に行動して、実に様々な人と出会うことができた。他の豊島区議会議員の方々や、区長、区役所の方々。そして池袋の「ふくろ祭り」で一緒に神輿を担いだ方々や、後援会の方々。アメリカの政治学者の方の話も聞くことができた。

 日ごろの人との触れ合いが大きな信頼を呼ぶこと、地域との交流がいかに大切か、この目で見ることができた。

 今回学んだ多くのことは私の血となり肉となって、今後の私の在り方に大いに役立つことだろう。本橋議員、本橋議員のもとで共に学んだ仲間たち、I-CAS代表の田村さん及びスタッフのみなさんには、大変感謝している。

一橋大学商学部2年 篠木 悠介

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