2007年11月4日日曜日

立教大学  阿部 優樹

 そもそも私がインターンに参加しようと思ったのは、今年の六月であった。この年のマスコミ採用試験に失敗し、留年をしてまた来年受験しようと決めた時である。

 どこかの報道機関に就職して、報道記者になるのが私の将来の目標であった。もともと政治には興味があったのだが、それと共に政治の現場で、机上だけでは学ぶ事のできない生の政治を勉強したいと考え、本橋事務所の門を叩いた。

 研修生としてはじめて行った仕事は、支持者の方などから戴いた手紙などに対するお礼状書きであった。今までに手紙など一通も書いた事のない私にとって、正直とても大変な仕事であった。一通のお礼状を書くのに4時間近くかかってしまったが、そんな私に本橋さんは仰った。

「これが後々実を結ぶことになるのだよ」

と。この仕事の二週間後に、高三町会の納涼祭りのお手伝いをした。そこに、2週間前に書いた手紙の相手の方がいらしたのである。本橋さんの仰っていたことの意味がよくわかった。このような積み重ねが相手との信頼関係・絆を生み支持者を獲得していくのだ。この行為が人間として、政治家としていかに重要かということを学んだ。

 私はこの期間研修中に最も勉強したいことがあった。それは、現在マスコミをにぎわせている豊島区により放置自転車対策であった。私は、この放置自転車対策に何回か参加した。この協議会において、マスコミを通しては知ることのできない会議の様子や委員のやり取りを勉強する事ができた。そしてこの協議会を通じて、ひとつの政策を通し、行うことがいかに困難であるかを学ぶことが出来た。

 ここに掲げた2つの体験以外にも数々の体験・勉強をすることが出来た。養介護施設でのボランティア活動、戸塚議員の議長就任パーティー、そして情劇の靖国神社公式参拝。これらの体験は、とても貴重なものであった。

 私が、このインターン期間に本橋さんや様々な活動から学んだことは、信頼関係の重要性である。人と信頼感家を築くということは、そう簡単にできることではない。「信頼関係=絆は一日にしてならず」とでもいおうか。しかし、これが一番重要なことなのである。

 ここで学んだ事は、私の今後の人生において必ずや役立つと思っている。最後になってしまいましたが、未熟な私を受け入れてくださり、生の政治を勉強する場を提供してくださった本橋さんに深く感謝したい。本当にありがとうございました。

立教大学4年 阿部 優樹

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