2007年11月18日日曜日

慶応大学 大関 みどり

 私は自民党豊島区議団の本橋ひろたか議員のところでインターン活動をした。私の中でこのインターンの始まりは選考段階からであった。本橋議員と面接した際、「政治とはなんだと思う?」と尋ねられた事が印象に残っている。その時、私は「分からない」と答えた。このインターンをやるまで政治がなんなのか全く分からなかったからだ。

 私は一つめの目標として、2ヶ月間でこの問いに自分なりに答えられるようインターンをする事に決めた。そしてもう一つ決めた目標がある。それは、「働く」という事がどんな事なのか、私なりに知る事だった。普段の私の生活では両親の働く姿を見る事もないし、先輩も学生が多く、社会人の働く姿を全くと言っていいほど知らない。ただなんとなくとしたイメージがあるだけだ。議員という枠はあるものの社会人にはなんら変わりない。一人の社会人の働く姿を通して、私なりに社会に出るという事を捉えたかったのだ。

 本橋議員は大変面倒見が良く、この二つを考える多くの機会を私達に与えて下さった。ちょうど本会議開催期間と重なった為、議会の傍聴はもちろん、後援会の準備や講演会のお手伝いなど、その活動内容は本当に多岐に渡る。こんなに多くの政治の現場を直接自分の目で見る事が出来たのは本当に幸運だったと思うし、毎日がとても新鮮ですごく面白かった。私達が普段マスメディアなどから知る政治というのは、本当の政治のほんの一部分でしかないのだと実感した。それに本橋議員はそのような政治の場面以外でも、食事中や移動中など時間さえあれば、本当に多くの話をして下さり、一人の社会人の先輩として学ぶべき点も沢山あった。

 こうして今、2ヶ月に渡るこのインターンを振り返る時、果たして私はこの2つについて自分なりに答える事が出来るだろうか。結論から言うと出来ない。たった2ヶ月しか触れていないにも関わらず、政治というものの幅の広さを実感しているのだから。これがもっと長期間なら自分の視野はもっと広がるだろうし、観点も変わってくるだろう。これが国会議員なら、これが野党なら、当然また異なるだろう。しかし大切なのは、政治に興味を持ち続けるという事ではないのかなと思う。政治とは私達と関係ない世界の話ではなく、私達の住む世界で起こっているのだという事を実感できたのは、私にとって大きな変化だった。本橋議員が話して下さった多くの事を忘れたくないと思う。今はもっともっと政治を知りたいし、もっと多くの働く人達を直接自分の目で見てみたい、そう思っている。このインターンをした事で、ようやくスタート地点に立てた、と言うよりスタート地点というものがなんなのか分かってきたのかなと思っている。

 今、この時期にこんな貴重な体験が出来た事を本当に幸運に思う。本橋議員の元で学べた事がとても嬉しい。

 最後になってしまったが、本当に面倒見良く色々な話・体験に恵まれる機会を与えて下さった本橋ひろたか議員、こんな良い機会を提供して下さり何かと面倒を見て頂いた石田さんを始めドットジェイピースタッフの方々、お世話になったOG・OBを含めた本学塾生に心から感謝している。本当にどうも有難うございます。

慶応大学2年 大関 みどり

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