2007年11月4日日曜日

立教大学  山中 章子

 私の議員インターンは2ヶ月という短い期間にもかかわらず、様々な体験の連続だった。地域のお祭りのお手伝いにはじまり、事務所作業、議会・委員会傍聴、勉強会・講演会出席、ポスター貼り、歳末警戒など、全てにおいて今までにない経験をさせてもらった。その中でもいくつか印象に残ったものをあげると、

1.議会・委員会傍聴
 本から多少興味はあったものの、実際議会に足を運んだのは今回が初めてだった。 生の議会というのはまさに今、ここで豊島区の未来像が描かれている場であり、とても興味深かった。
 また、この場というのは豊島区抱える様々な問題について知る機会でもあり、同時に豊島 区で活動する色々な立場の人の顔がみられる機会でもあった。私の場合、豊島区は大学があるため毎日通っている場所であり、むしろ自分が住んでいる市よりも長い時間そこで過ごしているため関心を持てたように思う。

2.豊島時事問題研究会 
 これは「新しい歴史教科書をつくる会」の役員の方と自民党豊島区議団が明星大学の高橋史朗教授をお呼びして子供の権利について講演していただいたもので、豊島区が現在進めている「子供の権利条例」制定へ向けた動きに即した話題だった。
 私は今まで子どもの権利が広く認知されることに対し当然のことという感覚しかなかったが、それによって生じる問題点を示され、新たに考えるきっかけを得た。このテーマについては条例の検討委員会の傍聴と合わせて今後も自分なりに勉強したい。   
 また、「新しい歴史教科書」についても、自民党の都 連青年部研修会でパネルディスカッションを聴く機会があり、歴史認識の難しさを感じた。こちらもこれからも自分自身で少しずつ考えていきたい。

3.地域活動
 お祭りや歳末警戒で地方の方と触れ合う機会も多かった。豊島区は池袋を抱え、都  会のイメージが強かったが、他の地域には伝統的な地域があり、とても意外だった。 大学の行き帰りでは気が付くことのない、その土地に暮らす人の生活に触れることが  できた、といった感じだ。
 また、インターン中は石川、中川と同期で活動した。あるとき三人揃って午前5時に本橋さんにくっついて「朝起き会」という集会に参加したことはいい思い出だ。 本当に盛りだくさん2ヶ月間だっだが、「政治」について理解が深まったというような実感は正直言って無い。

 この2ヶ月間で具体的な収穫は手紙の返信文が多少書けるようになったことくらいで「政治」を知るのはむしろこれからだと思う。本橋さんには今後のしばらくお世話になって引き続き勉強させていただきたいと思う。しかし、とりあえず一段落ということで、最後にお世話になった方々にお礼を言いたい。

 本橋さん、石川、吉田、I-CASの皆さん(特にモタイさん)、どうもありがとうございました。

立教大学1年 山中 章子

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